キュンとしちゃダメですか?

キュンとしたりしなかったり。

再会・再開

年末年始は3年ぶりに地元に帰った。満員以上の新幹線に、コロナ前の感じが戻った感じがして嬉しくなった。地元行きの新幹線は時間帯的にも家族で乗ってる人が多く、

多分初めて新幹線に乗ったのであろう子供達のはしゃぎ声で満ちていた。私が座った席では前後に子供が乗っていて前の席から手が伸びてきて、兄弟で手遊びしてたりずーーーっとキャッキャ笑ってたりして、マジかよと思いつつも、今までの静かすぎる新幹線は異常だったのだなと思った。

かつて私の父が転勤族で引越しが多かった幼少期には、新幹線によく乗って帰省していた。帰省前に本を買ってもらって、新幹線に乗ったら読んでねと親に言われたのを思い出した。今の子はタブレットスマホ、スイッチなどのゲームを渡されているようだった。でもイヤホンとかじゃなく、普通に音をバンバンに流しているのには驚いた。そっと自分のイヤホンで聴いてるラジオの音量を上げて過ごした。今度から3列席じゃなくて2列席に座席を指定しようと思った。

 

実家には4日間滞在した。実家に帰ってすぐは、弟もいて、久しぶりだったのでいろんな話しをして盛り上がっていたのだが、最終日は朝から母の機嫌が悪く、夫婦喧嘩を目の当たりにしたりして、最悪な気分で仙台にもどることになった。もっと早く帰ればよかったなあと心の底から思うなどした。さすがに帰りの新幹線の時間には母の機嫌が直っていたものの、やっぱりこういうところが嫌なんだよなあとモヤモヤとした。

 

帰りの新幹線のホームは激寒なので改札口で時間ギリギリまで暖をとっていると、友達っぽい人を見かけた。声を掛けようかと思ったけど、マスクもしていて確証が持てなくて断念した。でも絶対友達だよな?と思ってすぐにラインしてみると、新幹線に乗ってからすぐに返信が来て、同じ新幹線に乗っていることが分かった。結婚式のスピーチを頼まれるとしたら選手権にノミネートされてるくらいの友達だったのでお互いにテンションが上がった。帰省していたことは知っていたけど、まさか同じ新幹線だとは。号車を聞くと、2号車と8号車でけっこう離れていたものの、今までの東京と仙台の距離に比べたら劇的な近さである。ここで会わなくていつ会うんだ!ということで、中間の号車のデッキで会うことに。新幹線内の移動はけっこう距離があり、恥ずかしかったものの、ワクワクが勝った。3年ぶりの再会がデッキで待ち合わせとは。ウケるね!と笑い合ったあと軽く近況を話した。付き合って長い(5年は経ってる)彼氏とどうなの?と聞くと「結婚は苗字の手続きとか面倒くさくてしてない。」とのこと。「二人ともしなくてもいいという選択をしているならいいと思う。どっちかがしたいときは頑張ってでもすると思うから。」と言っておいた。夏にはミクちゃんのお墓参りにも行こうねと話した。満席以上の新幹線なのでデッキにもそこそこ人がいたので10分も話さなかったけど、大満足だった。

 

コロナ禍になってから、ほんとにいろんな友達とはオンラインでしか会っていなかった、というかオンラインでさえも会う機会はなくなっていたので、実際に「会う」ということは3年ぶりだった。職業柄、もしも・・・って思って会うことを避けがちだったが、もうこれをきっかけに、会うことを解禁してもいいのでは?と思った。人と会うって楽しい!という実感がすごいあった。

 

今年の夏こそは、地元の友達で集まっていろいろ話したいな。みんなの近況が3年前にオンライン飲み会をしてからすっかり止まっている。再会を再開しよう。外に向かっていろんなことを楽しめる1年にしたい。エンタメもそうで、去年の暮れ頃からNetflixとかじゃなく少しずつ、映画館に観に行くことも始めたら、楽しすぎたので色々見たいし、4DX鑑賞にも挑戦してみたい。仙台に劇団四季が来てるのでそれも見たい。とにかく、外に向かっていこう。

 

あんなに、はやく仙台に帰ればよかったと思っていたけど、もし早く帰ってたらデッキでの再会イベントはなかったし、こんなに外に向かっていこう!という気持ちにはならなかったであろう。後悔帳消しである。

ありがとう。再会!

 

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと