速度制限からの解放!やっとちゃんとサクサクブログ見たり書いたりできる〜。
こっぴどく振られてから、もう一年経とうとしてるなあ。
あのとき、ほんとに辛くて、この気持ちをどこに追いやればいかわからなくて
ある人にLINEをとばしたら、すぐ反応してくれて、電話の相手してくれて。
振られる前の、なんか嫌な予感というか、違和感というか。
なんか空回りしていてどうも自分の気持ちが伝わっていないという時期も
ものすごく不安になって、電話のボタン押したらすぐ出てくれた。
割と普通に「あ、今だいじょうぶ?」って言っただけなのに
「だいじょうぶだよ。どうしたの?なんか元気ないんじゃない?」って。
びっくりした。一言で分かっちゃうもんなの?
振られそうだっていう話はしなかった。
ただただふつうの話をした。返ってくる言葉が声が心地よかった。
ビクビクしてぎゅっと縮まっていた心に温かいお湯をかけてくれて
ふや〜ってほぐれていく感じ。
バスを待ってる間にわざわざ相手してくれてたった5分くらいの電話だったけど、ものすごくホッとしたのを覚えてる。
電話を切って、ふとんに入ったとき、安心して涙が流れた。
そのまますぐ眠りについた。
それから何度か傷ついたあと、もうほんとの気持ちをたしかめようと思って
恋が終わるのはものすごく怖かったけど彼に電話した。
お酒の力も借りたっけ。
今までの違和感について話すと、その嫌な予感はすべて当たっていた。
自分から聞いといてあれだけど、グサグサときた。
何にも始まってなかった恋。
電話では泣かなかった。
電話を切ってから、飲みかけのお酒を飲み干して
「私の恋、終わりました」と打ってLINEした。
気持ちの整理とか、いらなかった。すぐ聞いてもらいたかった。
「はなし聞きたい」ってすぐ返事がきた。
長くなるって分かっていたのでシャワーを浴びて、歯磨きして、髪を乾かして、もう寝れるって状態を作ってからの電話をしてくれた。
振られた話をするのはけっこう辛かった。
嫌な思い出を人に分かりやすく話すのってアウトプット感覚で
自分に余計に刷り込まれるような気がして辛かった。
けど辛かったのはその話してる瞬間だけだった。
話していると、自然と涙がこぼれてきて、静かに泣いた。
「泣かないで」って言わなかった。
一通り話して、相づち打ってもらったらちょっとスッキリした。
初めて電話をしながら泣いたなって思った。
あとはなんでもない話をした。
中学のときの話がいちばん盛り上がった。
過去は美化されるってほんとだなあ。
でも不意に悲しみがわき上がってしまって
また涙が流れた。
「こういう嫌なことってあまり思い出さないほうがいいよね」
って言ったら
「今ある気持ちは今しか感じられないからいっぱい悲しむのがいいと思う。明日にはまた違う感情になってると思うからね。」
「辛さは今思うことで吐き出して。また明日思い出したとき辛くなっちゃうよ」
「気持ちにも旬があるからね」
そんなふうに返ってきた。
そんな考え方はしたことがなかった。
今までは「悲しみ」や「辛さ」は押し殺すことが当たり前だったから。
目から鱗だった。
そうやって、自分に刻むことで、自分の引き出しを増やして
相手のことを思いやってきたんだと思う。
聞き上手なのはその引き出しの多さからきてるのかな。って思った。
何時間話したんだろう。
もう夜が明けていたと思う。
電話を切って、ふとんに入って、目を閉じたらまた涙が流れた。
感謝の気持ちでいっぱいだった。
この人との関係を、続けていてよかったと思った。
たしかに「元彼」ではあるけど
そんな過去があってこそだけど、
もうそんな感じではなくなっていた。
彼は私のなかで思っている以上に大きな存在なんだと気づいた。
愛とか恋とかではないけど
この人がいることで私は立っていられるなあと思う。
いつも味方でいてくれるなあという安心感。
それだけで充分なんだなあ。
私は彼になにがしてあげられているんだろう?
いつももらってばかりだな。
長くなってしまった〜
このへんで
ドロン