キュンとしちゃダメですか?

キュンとしたりしなかったり。

2020年最も聴いた曲によせて

Spotifyに毎月課金してます。たしか今年になってお試し無料期間を経て課金しはじめたのだと思います。ほぼ毎日Spotifyで何かしらの曲を聴くんですけど最近アプリ開いたら「あなたの2020まとめ」って感じで動画が流れてきて、感動したんだよね。

 

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1位は宇多田ヒカル「Time」

 

ちょうどコロナで外出自粛が言われ始めた時にリリースのこの曲。たしかに私にとっての今年を象徴する1曲だったなあと思う。めちゃ聴いたんだよなあ。男女の関係のなかでも、そこにスポット当てたのか〜と唸ってしまった。まあ男女ともいいきっていない、聞き手によっては違って捉えるんだなと思ったし。まさに絶妙なライン。私はこれはわたしの元彼のことをうたってるんではないかと、多少興奮しながら聞いていた。そういう絶妙なラインの関係のことについてずっと考えてはいた人生だったので。元カレとひとくくりにはできないような、でも友達とは違うような。でも特別な関係のこと。ずっと、ずっと。ここ数年考えていた。でもこの曲を聴いて、少し見えて来た気がする。

 

また出てくるんかいでおなじみの元カレとの関係は、ミクちゃんが亡くなってから、地元のいつメンとの絆が深まると同時に、すごく幼馴染感が強くなった。

 

そして、この外出自粛中には、switchのオンライ機能で通話しながらめちゃゲームをすることが増えて。いつメンの友達も入れて複数でゲームすることもあれば、二人ですることもあった。けど全く罪悪感はないっていうか。夫にばれたらヤバいとかも思わないほどに。笑 

むしろ結婚したことで変に男女として意識しなくてよくなった感じはある。お互いに。それは元カレだけじゃなくて、全異性がそうなったことで、生活の中のミッションみたいなものがかなり減った気がする。

 

お互いにオンラインだとわかると、スプラしよーって感じで週末は通話しながら遊ぶようになった。ゲームのコツとか教えてもらいながら、レベル上げて、一人でゲームやるより楽しいじゃん!って、自粛期間をかなり潤してくれた。

 

 

緊急事態宣言が解除されると、お互いにゲームはしなくなっていった。

少しすると、元カレからは恋愛相談のLINEがくるようになった。

 

けど、恋バナ自体が久しぶりすぎて、しばらく戸惑いながら受け答えしてたなあ笑

 

結婚をして、いかに恋という非現実から遠ざかっていたにかを思い知らされましたね。

でも学生時代、お互いに恋愛相談的なことをしていて、それを思い出して懐かしかったなあ。やっぱ価値観が合うっちゃあ合う。話してて違和感がない人ってやっぱこいつくらいしかいないんだよなあ。

 

元彼「〇〇だったんだけどどう思う?」

私「△△じゃない?」

元彼「そうだよなあ!やっぱsarryとは壁がないんだよなあ笑」

みたいな感じで。昔からこういうやりとりはある。けど昔なら変に意識してしまって、こじらせてしまっていたけど、今はもう違う。

この距離感がいいなあと思った。

 

私個人だけじゃなくて、いつめんのグループにも相談してたけど、うまいこと欲しかった答えが出なかったみたいで、個別でまた相談がきてたりしたのはなんか嬉しかった。

きみが欲しい答えはこれだろ?ができるのは私くらいだぜ!ってね。

 

 

なんやかんやあったけど、元カレは片思いしていた女の子とうまくいった。ラインのやりとりのスクショも送られてきたけど、「これは私か???」というくらいに、私にそっくりな返しをする女の子で、なんか親近感が湧いたので、ほんとにうまくいってよかったなと思っている。笑

 

 

そっからはぱったりと連絡はなくなった。

もっと普通の友達としてやりとりしたいけど、やっぱり男女なんだなあと思って切なくなったりもした。

 

 

けどあのころの苦しさはもうなくって。

 

「カレシにも家族にも言えない

いろんなこと

あなたが聞いてくれたから

どんな孤独にも運命にも耐えられた」

 

「降り止まない雨に打たれて泣く私を

あなた以外の誰が笑わせられるの?」

 

 

この歌詞でいう「あなた」みたいな存在に出会えたことに感謝している。

 

 

「もし時間が戻るならば・・・」と願ったこともある。

でも時が解決してしまった。歌詞のように、「逃したチャンスが私に与えたものは大き」かった。

 

気づけば執着は消え、大きな幸せを手にしていた。

 

あなたを忘れたい、忘れなければと苦しんだ数年間。

あなたしかいないのではないかと孤独に満ちた数年間。

あなたの優しさに触れて心が満ちた数時間。

あなたの本音に触れた数分間。

 

 

どれもすべてがかけがえのない宝物だということに。それらが私を作ったと言っても過言ではないほどに。これからもつながっていたいと、思えるようになったこと。あなたからもつながりを求めてくれたこと。

 

 

それが今年、いちばんの発見で、しあわせ。

 

コロナコロナで、もちろん大変な思いもしたけど、何が自分にとって必要か、何が自分を必要としているのかが、分かりやすくなった年ではあったなと思う。

 

 

このタイミングで、「Time」という曲がリリースされたのはほんとに奇跡というか。この、絶妙な関係について曲を作ってくれて、世に出してくれて、ありがとうと思います。